ぐるっと旅日記 兵庫県城崎温泉編 2016.2.6~2.7 今回は義母の誕生日と還暦祝いを兼ねて、家内の両親、義理妹家族と1泊2日で城崎温泉へ行ってきました。城崎温泉は兵庫県豊岡市城崎町に所在し、人気のある温泉名所の一つです。交通アクセス面では京都~城崎温泉間を特急きのさき号が運行しているため、京都駅から城崎温泉まで直行することができ、電車での旅も十分に楽しめます。

初日

私達は京都駅11時25分発 特急きのさき5号に乗車し、城崎温泉経由で竹野駅へ向かいました。この旅行は義母へのサプライズプレゼントとして秘かに企画していたため、義母に悟られないよう実行することが課題でした。乗車券は事前に指定席を予約のうえ渡しておき、家族別に乗り込んでから順番に指定席へ向かったので、事情を知らない義母は私達が来たことに大変驚き、見事に成功しました。週末の土曜日ということだけあって、車内はほぼ満席に近い状況でした。昼食の時間帯であるため、皆さんお弁当や飲み物を持ち込み、とても楽しそ
うに過ごされ、賑やかな状況でした。特急きのさき号は亀岡~園部~福知山を通り抜け日本海へ向かって運行しています。私達も京都駅で軽食等を購入し、電車から見えるのどかな風景を眺め、食事をしながら会話を楽しみ、13時49分に城崎温泉駅に到着しました。今回の宿泊先は日本海に面している場所にあるため、普通電車に乗り換えて1駅先の竹野駅で降車しました。竹野駅には乗り換え時間も含めて14時21分に到着しました。今年は暖冬のようで雪も全く積もっていませんでした。

ホテルの送迎バスに乗車して10分程度で奥城崎シーサードホテルに到着しました。こちらのホテルは城崎温泉街からは少し離れていますが、目の前には日本の渚・百選にも選定されている竹野浜海岸が広がり、どの部屋からも美しい浜を眺めることができます。

また近くには灯台が設置されており、荒々しく迫力ある冬の日本海が広がります。竹野浜海岸は海水浴場となっているため、夏は海水浴を楽しむ人達で賑わうようです。水も大変美しく透き通っており、今度は夏に訪れてみたいと思いました。

夕食の時間まではホテル内の大浴場と露天風呂に入って、冷えた身体をゆっくりと温めました。夕食は全員が楽しみにしていた蟹三昧のコースです。宴会開始時には義母に赤いちゃんちゃんこを着てもらい、改めてお祝いの乾杯をして記念撮影等をしました。食事はまずはじめに丹後半島の間人(たいざ)港で水揚げされた間人蟹をいただきました。蟹自体がとても大きく、身も大変甘くて全員が必死になって食べることに夢中になりました。食べ方もボイル、焼き、お刺身とすべて堪能しました。

間人蟹だけでなくずわい蟹もいただき、最後は蟹のお鍋と雑炊をいただきました。本当にお腹もいっぱいになり、家族全員が一年分の蟹を堪能したと言うほど、大変美味しく大満足しました。

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二日目

ホテルでの朝食も大変美味しかったです。朝食後は行きと同じく送迎バスで竹野駅まで送ってもらい、城崎温泉街を散策するため城崎温泉駅へ向かいました。

帰りはお昼頃に発車する特急きのさき号に乗車するため、それまでの時間は温泉街をゆっくりと歩きました。城崎温泉は外湯巡りが有名であり、浴衣姿で街中を歩きながら7つの外湯を楽しむことができるようです。

足湯スポットがある等、お土産を選びつつ途中で休憩を取りながら足湯で身体を温めることができます。

温泉街を散策しながら昼食は電車の中で食べようという話になり、お弁当を探しました。昨晩は蟹を存分に堪能したため、兵庫県のブランド牛である但馬牛弁当に決めました。この日はお昼前から急に雪が降ってきて、電車に乗る頃には目の前が雪景色に変わりました。

そして城崎温泉駅12時32分発 特急きのさき16号に乗車し、京都へ向かいました。まだお昼過ぎの早い時間帯であったため、車内もさほど混雑しておらず、早速お弁当やビールをいただきました。但馬牛ということだけあってお肉も大変柔らかく、朝食をしっかりといただいたにも関わらず完食しました。特急電車とはいえ比較的にゆっくりと走行するため、福知山や園部の田園風景を楽しむこともでき、2時間33分で京都駅に到着します。私達も15時05分に京都駅到着後、週明けに備えて現地解散となりました。

いつもは車や飛行機での旅行が多いのですが、今回は電車を選択しました。電車での旅行は往復の時間もゆったりと皆で楽しむことができるため、時には敢えて電車で旅するのも良いなと感じました。今回の企画は家内の両親も義理妹家族も大変喜んでくれたので、また家族全員で旅行へ行けたらいいなと思っています。 すべてに感謝 (文・写真:hiroyuki) また行ってみたい度 ★★★★☆

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