ぐるっと旅日記｜高知県編

夕方私は会社を退社した後、妻とまずは西明石まで車で行き、本日宿泊するビジネスホテルに車を置いて、西明石駅近くの居酒屋で今週の仕事疲れをビールと明石の蛸の刺身等々でこの日は夫婦共々堪能し、早々にホテルに帰り就寝となりました。

二日目

２日目の朝からは岡山県倉敷方面から瀬戸大橋経由で高知入り。途中与島というパーキングエリアで休憩しました。瀬戸大橋が大変綺麗に見ることの出来るこのパーキングエリアは、休憩所や公園もあり、運転で疲労した身体をゆっくり休める場所としてはとても良い場所でした。

少し休憩した後約２時間で高知に入り、本日の宿泊場所である「土佐御苑」に到着。非常に明るいスタッフの皆様に御出迎えを頂き、部屋へ案内されました。街中に建っている旅館なので窓からの景色は望めなかったものの、ゆったりとした部屋は居心地良いものでした。

今回のプチ旅行の主旨は「美味しいカツオのタタキ」を食べること。しかし３４年前に来た時とは街の雰囲気も変わり、当時の記憶もあまりなく“間違いのない美味しい料理”を食べることができる推薦のお店を旅館の専務様にご紹介頂きました。旅館からタクシーで５分少々「穂寿美」（ほずみ）というお寿司屋さん。

まずはカツオのタタキをポン酢ではなく塩で、そしてカツオのユッケという料理とお任せのお造りを注文。カツオのタタキを塩で食べたのは夫婦共に初めてでしたが、油が乗ったカツオはユッケ共に非常に大変美味しかったです。大変美味しいカツオ料理や金目鯛のお造り等々のお蔭で家内のアルコールも進み、ビールから焼酎へといつもよりハイペース。
四万十川の鰻料理を食した後しらすの軍艦寿司も食ましたが、初めて食する大変美味しい料理に夫婦共に感激し、大変満足しました。また高知を訪れる機会がある際は、必ず伺いたいお店となりました。

満腹係数の高い私達は、３４年前にも行ったことのある“はりまや橋”へ歩いて行きました。お店から１０分くらいで到着。当時の記憶は全くありませんでしたが、それほど感動もなく記念にと写真を撮って旅館へと帰りました。家内共々「穂寿美」さんで食べ過ぎたために、お風呂に入りこの日も早々と就寝しました。

三日目

正直「土佐御苑」さんで一番気に入ったことはスタッフの明るい対応と朝食でした。今まで色々な旅館に宿泊しましたが、料理もさることながら、リクエストした具でその場でおにぎりにしてくれるサービスがあり、大変美味しかったです。

０時３０分にスタッフの皆様に見送られながら旅館を出発した私達は、せっかく来たのだからと室戸岬経由で帰ることにしました。途中道の駅で休憩し、約２時間半かかり室戸岬に到着。浜にある岩に打ちつける波は力強かったですが、台風時にはこの何十倍の波が押し寄せるんだと思うだけで恐怖を感じました。

室戸岬の反対側に山があり、そのドライブウェイを走った途中に四国八十八ヶ所霊場２４番札所の最御崎寺があり、道路横の駐車スペースに車を止め、徒歩で坂道を上がり登り切った所に最御崎寺の門があり、私達はまずはお参りをしました。お参り後、坂道を上がり登り切った道が今度は下りとなり、下り切った行き止まりの場所に室戸灯台がありました。間近にここまで大きい灯台を見るのは初めてだったので、夜の照明の明るさはどれだけ眩しいのか興味がありましたので、次回機会がありましたら夜に行って見たいと思います。

室戸岬から下道を延々と鳴門まで走り、明石海峡大橋手前の高速パーキングオアシスでしばし休憩。室戸岬からここまで約５時間かかりました。明石海峡大橋を渡り、神戸行車線から渋滞が始まり延々１２キロ。やっとの思いで渋滞から解消され名神高速に入った時には午後８時半を過ぎていました。結局トラブルなく自宅に着いたのは午後１０時半。土佐御苑さんを出発して１０時間の移動で、このプチ旅行の合計移動距離は８２０キロでした。かなりの疲労でしたが、家内は助手席で一睡もせず、絶えず私に話しかけてくれてましたので、睡魔に襲われることもなく楽しいプチ旅行でした。何より今回も事故無く無事に自宅へ帰ってくることが出来ました。今回の高知プチ旅行も私達夫婦にとって、とても良い思い出に残る旅となりました。すべてに感謝　また行ってみたい度　★★★★☆

戻　る